キッチン天井のみを黒く塗装し、 リビングとキッチンの空間の違いを天井色で識別。
O様邸で、もっとも特徴的なのは、17帖の広々としたリビングダイニング。カバザクラの床板リングには、ダークブラウンの塗装を施し、デザイン住宅のようなシックな雰囲気が広がっています。17帖の広さを確保したのも、家族構成の変化があっても、家具の設置場所で、居住空間が自由に変えられるようにためです。
また、広いリビングは画一的な空間になりがちですが、キッチン天井の色と高さを変えることで、リビングとの空間の違いを感じられるようにしました。空間にアクセントを加え、デザイン性も確保できるなど、注文住宅ならではの設計になっています。
日々の暮らしを便利にするこだわり設計が満載。
O様邸には、日々の暮らしを便利にするこだわりの設計が施されています。玄関には、ウォークイン式シューズクロークを設置。クロークには、コートや外着をかけるスペースもあるため、特に雨の日などは、濡れた外着を掛ける場所として重宝。また、玄関土間と合わせて3帖ほどのゆったりスペースを確保しているため、ベビーカーを置いてもスペースにゆとりがありますし、お子様の成長に合わせ、将来は自転車やスポーツ道具などを置く場所にもなります。
また、リビングダイニングからの2階へ上がる階段には、1段目を空洞にし、ロボット掃除機を収納できるスペースとして確保。さらに、2階の南面、家中でいちばん日当たりが良い場所には洗濯物を干すサンルームスペースを配置。半透明のドアを用い、階段室まで日の光を通します。
2Fは部屋ごとにクロスの色・フローリング色が異なります。
2階のお部屋は、ご夫婦の寝室と子ども部屋。1階と異なり、2階はパイン材の無垢フローリングを採用しました。リビングと材質を分けることで、来客のある1階と家族のプライベートな空間である2階とのメリハリをつけています。
さらに、2階のそれぞれの部屋で、パイン材の塗料の色とクロスの色を変えています。こちらも画一的な空間ではなく、部屋ごとに特徴を持たせたいという施主様の意向によるもの。お子様の部屋は、真ん中を仕切れるような設計になっており、家族が増えても安心です。